情報の非対称性

こんにちは!採用プロジェクトの小柴です。
突然ですが、「情報の非対称性」ってコトバ聞いたことありますか?

情報の非対称性(じょうほうのひたいしょうせい、英: information asymmetry)は、市場における各取引主体が保有する情報に差があるときの、その不均等な情報構造である。「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のことを指す。情報の非対称性があるとき、一般に市場の失敗が生じパレート効率的な結果が実現できなくなる。

出典:wikipedia「情報の非対称性」

持っている情報に格差があると、市場の失敗を招くというわけですね。
仕事に置き換えてみても、こういうことってあるんじゃないかと思うんです。
お互いに情報を共有していれば最適な選択をすることができるのに、情報の非対称性により遠回りな方法を選んでしまったり、同じことを繰り返したり、モラルハザードが起こったり。

それってもったいないですよね。

情報の非対称性をなくしてチーム力をあげる

一般的な会社では、組織のヒエラルキーだけでなく情報にもヒエラルキーがあります。
経営者だけが知っていること、マネージャー層まで知っていること、全員が知っていること、というように情報がコントロールされています。
情報はパワーです。多く有益な情報を持っている方が、圧倒的に優位に立ちやすくなります。
しかし私たちは、情報を牛耳ることによって人の上に立つなんてナンセンスだと思っています。
だからISAOではあらゆる情報を意図的にオープンにしています。

オープンにすることで、
判断できる。
協力できる。
重複がなくなる。
自浄作用が働く。
間違いにも気付ける。
何より、複数の観点にさらされることで新しいものを生み出すことができるかもしれない。

私たちは、情報をシェアし合うことはむしろチーム力を高める と信じています。

どんなことがオープン?

ISAOのメンバーは、一人ひとりが積極的に情報を発信します。会社からも情報を積極的に共有します。
そうしてできるだけ情報格差をなくそうとしています。

例えばこんな情報がオープンになっています。

  • 業績
  • チームやメンバーの目標・活動
  • 個人の給与、勤怠、工数
  • 経営者の考え

利用しているツールは?

ISAOでは、自社開発している社内SNS「Goalous」や、データを簡単に視覚化できる「Power BI」を使って情報共有しています。

Goalous

Goalous」は、目標や日々の活動など様々な情報を共有することができます。
ISAOの全社員が使っており、お互いに情報発信することで、フィードを見るだけで誰がどんな活動をしているか把握することができます。
投稿に対するコメント機能もあるため、チームを超えたコミュニケーションも簡単にとることができます。
Goalous

Goalousの機能

  • ゴール作成:目標を立てるとメンバーにすぐさま共有されます。複数のメンバーとコラボレーションした目標作成も可能です。
  • アクション:目標に対する行動を起こした時は、写真付きでシェアできます。
  • サークル:コミュニティ毎に情報共有の場を作成できます。プロジェクト内で情報共有したいときなどに利用しています。
  • メッセンジャー:個別に連絡を取りたいときに利用します。

 

Power BI

Power BI は、Microsoft社が提供する、対話型のデータ視覚化サービスです。
エクセル・会計システム・外部ソフトウェアまで、あらゆるデータを直感的なチャートやグラフに変換でき、課題を探りやすくします。
働き方改革にもオススメ!
ISAOはPower BI導入のお手伝いをしています。こちらから動くサンプルが見られるので、クリックして動かしてみてください。
powerbiサンプル
サンプルその1。業績も一目瞭然。ドリルダウンで詳細を探ることもできます。

 

powerbiサンプル
サンプルその2。ちなみにチームや繁忙期によって違いはありますが、ISAOの月の平均残業時間は15~20時間程度。
私の7月の時間外労働時間は14.52時間。監視されているわけではないですが、自然と身が引き締まります。
プロジェクトカテゴリで見るとコーポレートが一番高く、改善が必要そう。

 

powerbiサンプル
サンプルその3。個人別の社員情報も可視化できます。

過去にはPower BIを使ったこんな企画もありました。ISAOバレンタイン調査2018~義理チョコが嫌なら、忖度チョコをあげればいいじゃない~

オープンにつながれる仲間募集中

自由に発言し、おおくの観点にさらし、みな一丸となれ。
これは、会社の価値観を表現したISAOスピリッツのひとつ、「オープンにつながる」の考えかたです。
このような価値観や働き方に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ直接お話しましょう。
ブログには書ききれないこともお伝えします。
まずはお気軽に、エントリーフォームからお問い合わせください。ご応募お待ちしております!

 

 まとめ

  • ISAOはオープンを大切にし、情報の非対称性をなくそうとしています。
  • 会社の業績や個々の活動、給与や勤怠まであらゆる情報がシェアされています。
  • GoalousやPower BIというツールを利用して、オープンを実現しています。
  • オープンにつながる仲間を募集中です。

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