バリフラットができるまで ① 〜バリフラットは目標ではなく、結果だった

階層型、閉鎖的組織の闇

いまから9年前の2010年、僕はISAOに参画しました。

その時のISAOは典型的な「階層型」で「閉鎖的」な会社でした。

 

いまと同様の「カジュアル」な社風ではあったものの、組織は階層型で硬直化し、情報格差が激しい、僕から見ると閉鎖的な会社でした。

一方、情報が完全にクローズかというと、そうではなく、役職が高い人や、それらの人と近い関係の人には、情報があり、それ以外はあまり情報が行き届かない、という状況です。

 

こうした状態の会社は、正しいこと、間違ったことを含めて噂が飛び交います。

 

噂というのは伝言ゲームと同じように、伝わっていくごとに、少しずつ歪曲され、最後は最初の形など跡形もなくなってしまうものです。

 

落語であれば笑い話で済みますが、会社では笑い話では済みません。

 

間違った理解は、疑心暗鬼や、間違った行動を生み出すのです。

 

また「一部の役職の高い人がいいようにやっている」と社員が感じれば、「勝手にやってればいいじゃん」と、その会社に対してのロイヤルティはどんどん下がってしまう。

みんなにとってフェアな仕組みをつくる

その時に、僕が考えたことは二つあります。

 

一つは「フェアな環境をつくる」

もう一つは「効率的な組織にする」

 

フェアな環境とは何か。

これは、皆が格差なく情報を持ち、自分を自由に主張し、自由に意見を言い合える環境だと考えました。

 

重要なキーワードは「オープン」です。

とにかく情報をオープンにしていく。究極的には「全て」の情報をオープンにすることを目標にしました。

効率を上げる

もう一つの「効率的な組織にする」ですが、少なくとも階層が多すぎて、レポーティングラインが長すぎたり、誰が決めるのかがいつもはっきりしない状況は解消したいと考えました。

そのためには、徐々に階層を少なくしていく(=フラット化)ではないかと。

 

ただこれは、ある一定まではフラット化をイメージしていたものの、必ずしもいまのISAOのような完全なフラット化(バリフラット)を目指していたわけではありませんでした。

オープンに取り組む前にやらなければならないこと

こうして、ISAOのオープン化、フラット化が始まりました。

しかし、オープンに取り組む前に大前提としてやらなければならないこともありました。

 

次回はそれをお話ししたいと思います。

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